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番浦史郎 Banura Shiro
1941年 漆芸家・番浦省吾の四男として京都に生まれる。
北鎌倉の河村熹太郎の工房で修行。
1968年 「音羽山 房」を上野から丸柱に通ずる山道の途中にある
阿山郡阿山町の丘陵地に築く。
1972年 日本橋高島屋で第一回個展を開催。
自然に囲まれるなかで古伊賀とは無縁ともいえる美の
世界を形成し、作陶する 同じ 美意識で漆芸、染織の
作品も 作っているが、彼がこの地を選んだ最大の理由は、
高温焼成に耐える良質の 陶土が豊富にあることからで
あったという。
2001年 没
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